自民党総裁選党員・党友票では高市候補が109票を獲得して首位に。石破候補は108票と2位につける結果となりました。そして議員票では高市72票、石破46票と高市さんが圧倒的にリードしていました。
1回目の投票結果は高市181票、石破154票とかなりの差がついた為、テレビやSNSも高市総裁誕生への期待に溢れました。
3位小泉61票、4位林27票、5位小林19票、6位上川17票、7位茂木13票、8位河野8票、9位加藤6票。
党員票では東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪、京都、福岡などの主要都市で高市さんが石破票を上回っていた事が印象的です。
https://youtu.be/PvZp9XSH0Uo?si=7_FDhqZP3ZEmHX3y
議員票で高市票が石破を大きく上回った事、党員票でも上回った事でこのまま高市総裁誕生ではないかという雰囲気に生中継をしていたテレビのコメンテーターらもざわついていました。
がしかし・・・・
https://youtu.be/e6oEkj_N2Nw?si=E0a6ME9z5k2y0gKX
主に小泉進次郎、林、上川票が石破側に流れた事で、石破氏の議員票は189票になり、高市さんの173票を上回ってしまいこれが決着をつけました。
決選投票での内訳ははっきりとは分かりませんが、1回目の議員投票の数字を足していくと雰囲気がある程度分かります。
高市(72)+小林(41)+河野(22)+茂木(34)+加藤(16)=185票
石破(46)+林(38)+上川(23)+小泉(75)=182票
実際は高市173票、石破189票となり逆転されました。こうして見ると本当に僅差だったのが分かりますね。麻生さんの号令があったからこそですが、河野、茂木、加藤さんが高市さん総裁選出へ協力してくれた可能性があるのも分かりります。(ここが協力しなければ173票は取れていません。)
しかし、どこからか石破側に票が行きました。
高市さんは菅・石破・岸田連合軍にも互角の戦いを繰り広げていたのがここからも分かりますので、今回の結果に自民党員の皆さんは悲嘆に暮れていますが、そこまで完全に負けた訳ではありません。
決選投票での議員票では石破189、高市173なので、もしあと9人が石破ではなく高市側に回っていれば石破180、高市182で勝っていました。
たった9人です。
あとちょっと、ほんの少しで手が届くところまで来ていました。
また、決選投票においても都道府県連票は一回目の投票と変わらず、高市さんは主要都市で勝利しています。
石破総裁は今後の展開によっては退陣が早まる事があり得ますので、ここは悔しいですが我慢して次のチャンスを待ちましょう。
石破総裁誕生直後に日経先物が暴落し、ドル円も激しく円高に
石破氏が総裁に決まった直後(数分後)から日経先物は暴落を始め、現在も暴落しています。
石破氏がマーケットから敬遠されるのは何故か?原因はこうした緊縮財政的な発言です。
高市総裁誕生を期待して直前まで40000円まで上昇していた日経は、発表後、37500円付近まで6.3%近く下落。これが来週月曜日に日経寄り付きに反映されます。
NYタイムになってからも売られ続けている事から、外国人にも石破政権誕生は相場にはよろしくないと思われている様子。
現在、下落がストップしたのは8月頭の日銀利上げ発表による暴落の底値を起点として出来ているサポートラインに支えられて止まったからです。
更に拡大してみます⇩
このサポートを月曜日に割ってくると更なる下落が起こると思われます。
ここを割った場合は、次のサポートライン(白い太線)の36700円付近まで下落すると見ています。
これは石破総裁誕生による失望売りなので、下げるにしても限定的だろうと押し目買いが入ってきて下げ止まれば良いですが、それは月曜日のマーケット次第です。
また、この下げは簡単な構造ではありません。
ドル円と連動しているからです。円高で輸出銘柄に売りが出るので日経先物が下げています。そして先日のキャリートレード巻き戻し懸念で海外勢が日経銘柄を売りにきます。
ドル円の様子も見ておきましょう。
石破氏の問題点は経済だけではありません。
本田悦郎さんが指摘するように、国の根幹である皇統破壊するかのような思想にも問題があり、女系天皇推進、夫婦別姓推進、同性婚推進などあげればキリがありません。
彼のこうした姿勢は極左とマスゴミから称賛されています。
今を生きる私達の暮らし、そして子供達、日本という国の未来がかかっています。
今朝からの閣僚人事も目を疑うような内容でしたし、特亜政権と揶揄される石破内閣がこれからどんな政策を打ち出してくるか観察が必要です。