https://youtu.be/BGq5NFNuNvU?si=4FnL8cJEyyDLXTXt
インドの主要株価指数である Nifty と Sensex は今日、過去最高値を更新しました。理由はモディ首相が歴史的な3期目を達成すると出口調査結果が出たからです。
Sensexは2,000ポイント以上上昇し76,738.89の史上最高値、NSE Nifty50は23,338.70まで上昇しています。
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以前から言っていますが、インドは経済成長が約束されている環境にありますから、SENSEXは鉄板の長期放置銘柄ですね。
Nifty⇩
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中国が経済を武器にして他国を支配しようとしている計画が発覚し弱体化し始めた頃に合わせて、Nifty50もコロナ後から目覚めたかのようにメキメキと急上昇してきています。
中国上海総合指数⇩
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SENSEXは全銘柄が上昇し、主な上昇銘柄は国営送電会社パワー・グリッド、アダニ・グループの港湾運営会社アダニ・ポーツ、消費者金融シュリラム・ファイナンス、インド最大級の建設・電子工学・エンジニアリング事業会社L&T、インド最大の国営発電公社NTPC、アクシス銀行、自動車製造企業M&M(マヒンドラ&マヒンドラ)、ICICI銀行、ウルトラテック・セメントなどで、これらの銘柄は3%から7%の範囲で上昇していました。
目を付けている日本人も結構いらっしゃるようです⇩
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インド株価の急騰は、インドが先週金曜日に好調な経済成長率を発表した事も後押ししました。
前年度、インドGDPは8%以上拡大し、インドは世界で最も急速に成長する主要経済国としての地位を固めました。 インドは今後数年間、少なくとも年間6%の成長率で十分に成長できる立場にありますので相場もある程度安定して成長すると思われます。
持続的な成長によりインドは世界最大の経済大国ランキング上位に躍り出ると予想されていて、2027年までにインドは米国と中国に次ぐGDP第3位になると予測されています。
この様子に世界中の投資家が注目しており、CNN等の海外主要メディアも大きく最近のインドの成長具合を報道しており資金が集まっています。
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インドで活躍する日本企業には
- 関西ペイント
- 丸一鋼管
- 日精エー・エス・ビー機械
- 富士通ゼネラル
- スズキ
- ユニ・チャーム
等があります。
インド総選挙の開票作業が4日始まり、モディ首相率いるインド人民党(BJP)中心の与党連合は過半数を獲得しましたが、出口調査で見込まれた圧勝には至らないことが明らかになりました。一方で野党連合が予想以上に善戦し、これを嫌気して金融市場は急落しました。
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1日の投票締め切り後に公表された出口調査では、モディ首相率いる与党が3分の2の議席を獲得すると見込まれていて、これを受けてインド株式市場は3日に過去最高値を更新していましたが、野党優勢の選挙結果により6/4に暴落。
選挙結果が相場に激しい影響を与えています。
SENSEXの様子⇩
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騒ぐほど大した下げじゃないですが、野党がこれだけ嫌がられるとなると今後の値動きに若干注意が必要ですね。
BBCはモディ首相は連合の過半数減少で大きな打撃を受けたと報道し、原因をインド連合が「民主主義を守れ」というスローガンを強調したことが、野党にとって素晴らしい効果をもたらしたと報道しています。
野党は生活費の問題、若者の失業率の高さ、憲法改正により恵まれない人たちが力を奪われるのではないかという懸念、インドが「独裁政治への傾斜」していると煽り、民衆の不満を集めて議席を伸ばしている様です。