中国共産党のスパイ、米国で機密情報や技術を盗んだ罪で懲役 20 年の判決を受けています

 

 

男は中国国家安全部の職員でした。

日本でも同様の手口で犯行に及んでいる可能性があります。

2022.11.17

Photo Craig Whitehead

· China News,特集

 

アメリカ司法省のプレスリリース⇩

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中国政府諜報部員のYanjun Xu (42 歳)はシンシナティの会社から企業秘密を盗もうとしたスパイ犯罪で禁固20年の判決を受けました。

どんな手口で犯罪を行っていたのでしょうか?

日本で中国スパイに対処する為にも、その行動をアメリカの事例から学びましょう。

Xu はアメリカの航空会社GE Aviationを標的にし、この会社の従業員に近づいて中国に旅行させ、そこで機密情報を要求していました。これらはすべて、中華人民共和国 (PRC) 政府に代わって行われました。

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Xuは偽名、フロント企業、大学などを使って航空会社GE Aviationの社員を騙し、情報を聞き出していました。

GE Aviationに勤める個人を特定し、接近して中国に渡航するよう勧誘もしました。

当初は、大学でプレゼンテーションを行って貰いたいので中国に渡航してほしいと偽っていた事が多かったようです。Xu氏らは、渡航費に加え報酬も支払っていた。

この騙しのスキームは、中国国家安全部と中国の航空会社の間で完全に調整されて実行されました。

Xu は中国国家安全部の他のメンバーと協力して、ホテルの部屋のコンピューターをハッキングまたはコピーしており、情報を盗む間はGE Aviationの従業員 (中国ではXuの貴賓として扱われた) は 国家安全部によって夕食に連れて行かれていました。

Xuはまた、GE Aviationの企業秘密に加えて、米軍の情報を入手しようと彼等にから聞き取り調査をしています。

Xuのミッションは中国国家に利益をもたらす為に、GE Aviation の航空機エンジン ファン モジュールに関連する技術を盗む事でした。

Xuが逮捕された経緯

2017 年 3 月、GE Aviationの従業員が中国の大学で発表会をしてくれないかと中国からオファーがありました。

この従業員は 2 か月後に中国に渡航し、大学でプレゼンテーションを行い、Xuを紹介されました。中国国家安全部はGE Aviationの従業員に旅費と手当を支払いました。

中国への旅行の後、FBIはこの従業員を装ってXu との通信を乗っ取り彼になりすましてXuとの接触を始めました。

2018年1月、国家公安部のXuはこのGE Aviation従業員に「システム仕様、設計プロセス」の情報を要求する為に連絡を行いました。

既にFBIと連携していたGE Aviationの協力を得て、この従業員(中身FBI)は、機密情報の開示であると警告がなされた文書を含む同社からの2ページの文書を電子メールで送信した。

2018年2月、Xuは従業員の出張中にヨーロッパで会いたいと言い始め、従業員に会社支給のコンピュータのファイルのコピーを送るよう依頼もしました。☜どんどん要求が厚かましくなってきます

Xuは2018年4月1日、現金を持ってベルギーに渡航しました。従業員と会う予定であった為、待ち合わせ場所で逮捕されました。

米国司法省国際局は、ベルギー政府、およびベルギー連邦警察の支援により、Xuの米国への身柄引き渡しを確保しました。

Xuの仲間の中国国家公安部スパイへの裁判

 2022 年 9 月、シカゴの連邦陪審は、Xu の指示の下で中国国家公安部のために働いた個人 (Ji Chaoqun) に有罪判決を下しました。

Xuは中国籍のJi Chaoqun(中国人留学生)がシカゴに住んで勉強している間、中国国家公安部の上司として指示を出していました。

Xuは2014年1月、Jiを国家公安部の正式な海外エージェントとして登録し、Jiに他にも君と一緒に中国のスパイとして働いてくれる可能性のある人物の経歴情報を収集するよう指示しています。(1人中国スパイが入るとネズミ講の様にスパイを増やしていきます)

Xuはスパイへのリクルートを試みる為に、アメリカにいる少なくとも9人の個人の名前をJiに提供しています。

Jiは個人についてのより詳細な経歴報告書を入手しXuにフィードバック。JiはXuらから、もしも学校で怪しまれ、聞き取り調査などを行われた場合にFBIに対してどんな風に誤魔化せばよいのか話す方法についての訓練も受けていました。

なんと米軍にもスパイとして潜り込む中国人留学生スパイ

2016年5月、Jiは米国政府の中国語の流暢さなどの重要なスキルを持つ合法外国人を許可するプログラムを通じて、米軍に入隊しました。

JiはXuと国家安全部に、中国国家安全部の将校とバレずに米軍に潜入することに成功したと報告しています。

Jiのミッションは、早急に米国市民権を得て、最高機密のセキュリティ・クリアランスを取得することでした。(中国人にホイホイと素性も調べず日本国籍を与える事の危険性が、日本政府や日本国民にお分かりになるでしょうか?)

JiはFBIの潜入捜査官と知らず、軍の ID ですべての軍事基地にアクセスできることを報告し、中国国家安全部の為に航空母艦の写真を撮る事まで申し出た様です。

Ji が犯した犯罪は、中国国家公安部に代わって Xu Yanjun を通じて行われていました。

スパイを一人入れると、ここまでの被害が出ます。

Xuのケースは米国に対する悪質な犯罪であり、懲役20年は優しい判決であるとすら言えるでしょう。

Xuは米国以外にもフランス企業にも工作を行っていました。

裁判での証拠によると、Xuは中国にあるフランスの航空機エンジン・メーカーの施設内で、Xuのためにスパイ活動が出来る内部関係者を募集。

Xuとその関係者は仕事の為に中国の施設に頻繁に出入りしていたフランス人従業員をターゲットにしていました。

2013年、Xuはスパイとなった人間の1人に指示し、フランスにある同社のネットワークに侵入できるようにする事を最終目的として、そのフランス人従業員の業務用コンピューターにマルウェアを仕込ませています。

裁判では、マルウェアのインストールにXuが不可欠な役割を果たしたこと、証拠隠滅の為にマルウェアの破壊を指示したこと、作戦の成功と隠蔽を監視していたことも証拠として示されました。

欧米ではこうした中国人スパイの手口が具体的に暴かれ、処罰を受けています。

日本でやっていない訳がありません。

もう皆さんが聞き飽きる程に政府に要求している「スパイ防止法」がすぐにでも必要ですが、一向に進みません。

誰が一体止めているのでしょうか?いい加減にして貰いたい。

これは形を変えた我が国への攻撃です。