四川省乐山市の路上にある店の下から大量の人骨が発掘されたというニュースがインターネット上で話題になっており、ネットユーザー達は、臓器売買との関連が疑われる200人以上が被害に遭っていると騒いでいます。
8月25日、Twitterで流された動画には、夜、死体が発見されたという家電修理店の前に人が集まり、騒ぐ人や車が行き交う様子が映っていました。
8月25日，四川乐山冠英镇在此门市部挖出10多具尸体，网传还有许多许多：
一 pic.twitter.com/krCXSGLdBo
8月25日，四川乐山冠英镇在此门市部挖出10多具尸体，网传还有许多许多：
— 谷风 (@645Pr0RoZT8CwA7) August 25, 2022
一 pic.twitter.com/krCXSGLdBo
ネットユーザーは、映像の店が四川省乐山市冠英镇にあり、店の下から10体以上の人骨が発掘された事を話題にしており、あるネットユーザーが投稿したチャットのスクリーンショットの内容を見ると、確かに多くの遺体が発見され、中には粉々になった遺体もあったという。
また、大量の骨が発見されたこの場所は2012年から14年にかけての中国における最大の臓器売買事件の現場だったのではないか？という意見もありました。
店の地下から3人が掘り起こされたが、いずれも臓器がない。
と、この様な報道がなされていました。
少し確認したところ、臓器狩りの現場だと騒ぐには少し注意した方が良い事が分かりました。
この騒ぎが起きている四川省乐山市は四川大地震（２００８年５月）によって凄まじい被害があった場所です。
四川大地震によって９万人もの犠牲者が出たと言われており、この街を含め壊滅的な被害がありました。この際の犠牲者の遺体が四川の地下にはまだ大量に眠っている可能性があるのではないかと思われます。
地震により2008年9月の時点で、合計 69,227 人が死亡、17,923 人が行方不明、374,643 人が負傷、19,930,300 人が家を失い、影響を受けた総人口は 4,625,600 人に達し、中華人民共和国の建国以来、最も破壊的な地震と呼ばれている地震でした。
復興の際、そのまま埋めてしまったものが今出てきているのかもしれません。