中国で当局が違法または有害とみなしたネット上の投稿に「いいね」したユーザーが、間もなく取り締まりの対象に

 

中国国家インターネット情報弁公室(CAC)が12/15から新たなSNS投稿規制施行

 

2022.12.3

Photo Jonas Lee

· China News

各地で巻き起こった反習近平運動がネット上で連動するのを止めたいのか、体制批判をインターネットから抹殺し、言論弾圧を強める方向で中国当局は動いてきています。

当局が制定した新しい規制により、中国のネットユーザーはまもなく、違法または有害とみなされる投稿(主に中国当局にとって都合が悪い事実等)に「いいね!」を押した場合に責任を問われる事になりそうです。

この新しい規則は、中国サイバー空間管理局(CAC)が今月初めに発表した一連の新しいガイドラインの一部として、12月15日から施行。

今回の規制は2017年以前に発行された規則のアップグレード版で、初めて、公開投稿の「いいね」を規制する必要があると発表しました。

※中国サイバー空間管理局(CAC)は習近平が委員長を務める中央サイバースペース委員会の下部組織です。習近平が直接この規制は指揮している様なもの。

⚠️ユーザーはコメントや「いいね」に基づいてランク付けされ、「不正」とみなされた低ランクのユーザーはブロックリストに掲載されて、そのサイトの利用や新規アカウントの登録が禁じられます。

規則では、どのようなコンテンツが違法または有害と見なされるかについては詳しく説明されておらず中国共産党の裁量次第です。

この動きはCNNやabcなど欧米のメディアも注目しており、複数の主要メディアで報道がなされています。

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こちらが中国サイバー空間管理局による今回の規制のページです。

中国当局の気に食わない投稿に「いいね」を押しただけで罰則が発生する可能性があるだけではなく、他にも気になる記載がありました。

🚫中国でサービスを行う全てのオンライン・サイトには、ユーザーがコメントや「いいね!」を投稿する前に、そのユーザーが実在する人物か確認する事が義務づける。

🚫本人確認は、身分証明書、携帯電話番号、ソーシャルクレジット番号のいずれかを提示することで行われる。☜中国共産党に反抗するアカウントへの追跡がより一層簡単になります。

🚫すべてのオンラインプラットフォームは、コンテンツをリアルタイムで監視、報告、削除する為の「審査・編集チーム」を設置する義務がある。

🚫ニュース記事に対するコメントは、オンラインに掲載する前にサイト側で審査されなければならない。

🚫中国のすべてのプラットフォームは、コメントと「いいね!」に基づくユーザーの信用格付けシステムを開発する必要があります。

🚫不誠実と呼ばれる評価の低いユーザーはブロックリストに追加し、プラットフォームの使用や新しいアカウントの登録を禁止する事。

こうした規制を中国政府は今月15日から行うとの事ですが、オンライン上の人権など全くありません。

元々Twitterなどは中国では禁止され国民は使えないようにされていますが、VPNを通して中国の皆さんは活用しています。こちらへの対策などにも力を入れてくる可能性があります。

これが共産主義者の運営する国の形です。中国の支配下に入るという事はこういう事。

沖縄は中国に組み込まれても良い等と言う意見を目にする事がありますが、とんでもない話。

当然自由などはありませんし、力による支配を受けるだけですので、現在、中国の民衆がどれだけ大変な思いをしながら中国共産党政府に抵抗しているのか見て学んだ方が良いですね。