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日本は、気象衛星を搭載したロケットを発射する前に十分な情報を提供しなかったとして、中国に抗議を申し入れました。今回の中国の🚀発射は、日本領海内の船舶の安全を脅かす可能性があった。
中国は4月16日（日）朝、気象衛星「风云三号07星」を打ち上げ、台湾北部を通過する航空機33便が迂回を余儀なくされています。
中国初の低地球軌道降水量測定衛星「风云三号G星」は、日曜日の午前9時36分に酒泉衛星発射センターで長征4Bロケットに搭載されて打ち上げられ、目的の軌道に入ったとの事。中国航空宇宙科学技術公司（CASC）は、今回のミッションを「完全な成功」と表現しています。
台湾国防省は、中国共産党が甘粛省の酒泉から衛星を打ち上げ、その軌道は台湾北部沖の海を通過したと発表した。ロケットの破片の一部は台湾北部沖の警戒区域に落下したが、台湾の国家安全保障にまでは影響はありませんでした。中国政府は当初「航空宇宙活動」を理由に、日曜日から火曜日まで台湾北部に飛行禁止区域を設定する予定まで発表していましたが、北東アジアや北米との往復便が多いため周辺国からの反発を招き、午前10時20分に通常の交通が再開された。
飛行追跡アプリ「Flightradar24」のレーダーマップによると、台湾と中国、台湾と韓国、台湾と日本を結ぶ便は、日曜日の朝、すべてこの地域を迂回した。
この為、日本は中国政府に詳細な説明を求め、指定された地域は日本の排他的経済水域（EEZ）の一部を含むため、船舶や航空機への影響を防ぐよう要請していました。
林外相は4/19日（水）の衆議院外務委員会で、中国が詳細な情報を提供せずに打ち上げを行ったことに対して、外交ルートを通じて抗議を申し入れ、中国に再発防止を強く要請したと明らかにしています。
