中国企業がイラン革命防衛隊に米国の輸出規制品を不法に輸出・密輸していた事が発覚し、 米国司法省が中国人を起訴。

 

米国によれば、イランへの殺傷能力の高いUAVの部品などの密輸は2007年から2020年にかけて、中国の「フロント企業」を通じて行われた様です。

 

2024.2.1 Photo root-nation

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https://youtu.be/Ht0ZDSMMneU?si=WmBPbtkODkY6SOtc

米国司法省は数名の中国人が香港や中国本土のフロント会社を使い偽装して、米国の軍事利用可能な電子機器をイラン革命防衛隊などに密輸していた事が発覚しました。

この為、この中国人らはイラン革命防衛隊と関連する制裁対象団体に米国の輸出規制品目を譲渡した罪に問われていると声明で発表されました。

併せて中国人から米国の輸出規制品を受け取っていたイラン革命防衛隊のアルダカーニに関する情報提供に対して、1,500万ドル(約22億円)の懸賞金を発表しています。

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⇧それがこの男です。

米国司法省が2023年12月19日に「アルダカーニとその共謀者達は、殺傷能力の高いUAV(ドローンや無人航空機など)に不可欠な部品を調達するために米国や外国の技術を不法に取得し、それを隠すためにフロント企業による複雑なネットワークを考案しました。これらの不正に入手されている部品はウクライナを含む現在も進行中の紛争においてイランの同盟国によって使用されていることが確認されています。この犯罪ネットワークを解体することで、何十万もの重要なUAV部品が悪意のある目的に利用されることはなくなります。」と声明しています。

これを中国人グループが手伝っていました。

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この件はウオールストリートジャーナル等でも大々的に報道されています。

 

米国司法省は2007年5月から2020年7月までの間、中国企業4社が中国のフロント企業を使って、ドローンや弾道ミサイルシステム、その他の軍事用途の製造に使用される可能性のある部品を含む電子機器を渡していたとされています。

司法省はこのスキームにより、米国由来の「大量の」デュアルユース商品が米国からイランに輸出されたと述べ、「米国の技術を不法に入手しようとするこのような方法は、わが国の国家安全保障を直接脅かすものであり、われわれはイランの悪意ある活動に拍車をかける不正なサプライチェーンを破壊する為に、あらゆる手段を駆使する」とコミットしました。

米国政府は中国人に逮捕状を発行したが現在、全員逃走中であるとの事です。

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香港はマネロンや密輸に頻繁に使われています。

香港在住のロシア人がフロント企業を利用して軍用装備品をロシアに密輸し逮捕

ニューヨーク南部地区検察当局は2023年国際制裁に違反して、香港のペーパーカンパニーを通じてライフルスコープ技術の出荷を行っていたロシア人の逮捕を発表しています。

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ロシア人マキシム・マルチェンコは、「中国、香港、マレーシア、ヨーロッパ」で使用される技術を購入する事が出来るペーパーカンパニーを立ち上げ、ロシア人バイヤーのために軍用のデジタルマイクロディスプレイ(OLEDマイクロディスプレイ等)を密輸し、米国の対ロシア制裁を逃れていました。

こういうものです⇩

https://youtu.be/XQg-SwaCApo?si=vmbjjncG3UDAYoXv

この男は香港で複数のフロント企業を運営していて、電信詐欺、商品密輸、マネロンなど7つの訴因で起訴されています。

中国が米国の軍事技術を盗み、それをイランの革命防衛隊が手に入れ、イラン革命防衛隊はそれをロシアに渡し、ウクライナ侵略に使われていると思われます。