ロシア中央銀行がビットコイン含め仮想通貨を国際決済で採用したいと発表

 

 

米国が仮想通貨マーケットへの規制をロシア制裁を名目に強める危険性があります。

· Russia News

https://youtu.be/5pTr22zEMLc

ロシア、中国、北朝鮮、イランは制裁を回避する為に仮想通貨を使用していますが、同時にNATOの同盟国の多くは暗号通貨の恩恵を受けています。政府の規制を強化すべきという意見もあれば、仮想通貨を規制しないことが重要だという意見もあり、何が正しいのか判断に迷うところです。

ロシアのウクライナ侵略は、現在国際金融システムを圧迫していますが、米国財務省はその気になれば、私達が普段考えも及ばないレベルの、戦争における大きな力を持っています。

broken image

ロシアの中央銀行が、国際決済に暗号通貨を利用する事を検討しています。

また、ロシアは2023年第2四半期から、制限付きですが暗号取引所の運営を認めるとしました。

ロシアの国会議員も、ブロックチェーン法案に取り組むなど、規制面で整備を進めており、ロシア中央銀行は国際決済にビットコインなどの仮想通貨を使用する可能性があります。

ロシアメディアによると、ロシアの中央銀行は国際決済に仮想通貨を使用するアイデアを熟考しているとの事。ウクライナ侵攻開始以来、国際的な制裁に苦しめられてきたロシアにとって、大きな一歩となる。

ロシア中央銀行が国際決済に仮想通貨を使用する事に取り組んでいるというニュースは、4月18日に流れました。銀行のトップがロシア連邦人民党の代表とのイベントでこの案について話したと述べています。また、中央銀行は一般的に仮想通貨の使用に反対しているが、国際決済という特定の使用例にはよりオープンであると述べている。中央銀行のトップは、次のように語っています。

「ロシア国内では仮想通貨の使用は原則禁止という立場を堅持し、対外決済については、実験の形で可能であると想定しています。

ロシアは2023年第2四半期から下層通貨取引所の運営を許可し、対応する法律がまもなく採択される予定です。また、ステーブルコイン(米ドル等の法定通貨や金など特定の資産価格と連動する事を目的に設計された仮想通貨。ドルペッグのテザーなどが有名)にも焦点が当てられる予定です。」

近年、仮想通貨市場を規制してきたロシアで、仮想通貨の導入が進んでいるようです。当局は仮想資産の使用と成長を監視し、プーチン大統領に直接報告している様です。

 

さて、制裁逃れにロシアが仮想通貨を本格的に使い始めた場合、米国財務省がどの様な反応をするのか気になる所。

現在も既に米国の仮想通貨取引所を度々規制している状態ですからね。

ビットコインは3月11日に270万円でしたが、現在は様々な要因で390万円まで上昇しています。

折角調子よく上げていますので、このまま伸びていって貰いたいものです。

broken image