トランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は、土曜日にローマで行われたフランシスコ法王の葬儀の傍らで会談。二人はサン・ピエトロ大聖堂の華やかな装飾の中で即興で対面したとみられ、SNSで話題となりました。
トランプ大統領とゼレンスキー大統領はまず、フランスのマクロン大統領とイギリスのスターマー首相と数分間会談し、その後、サン・ピエトロ大聖堂内で15分間の一対一の会談に臨んだそうです。

ゼレンスキー大統領はここ数日、クリミア半島のロシア領有権承認を主要な譲歩事項とするトランプ大統領の戦略に賛同していない事を明確に表明し、トランプ大統領はレアアース協定の合意も「3週間遅過ぎる」と不満を述べていました。
今回の会談で今後変化が現れてくるのでしょうか。
会談後にトランプとゼレンスキーが投稿した内容。
ゼレンスキー

良い会談でした。私達は一対一で多くの事を議論しました。
話し合った全ての事について結果が出る事を期待しています。
私達の人々の命を守ること。完全かつ無条件の停戦。次の戦争の勃発を防ぐ、信頼できる恒久的な平和。非常に象徴的な会談であり、もし私達が共通の成果を達成できれば、歴史的なものとなる可能性があります。トランプ大統領、ありがとうございました。
トランプ

私がロシア/ウクライナに関してどんな取引をしようと、それがどんなに素晴らしいものであろうと、たとえそれがこれまでで最高の取引だったとしても、ニューヨーク・タイムズは必ず悪く書くだろう。
リドル(ちっぽけな)ピーター・ベーカー、タイムズの非常に偏向した才能のない記者は、編集長の命令に従って、ウクライナがクリミアを含む領土を取り戻すべきだと書いてきた。
多分それ以外のばかげた要求も追加して、第二次世界大戦以降で最悪と言える殺戮を止める為に必要だと主張している。
何故この軽薄な記者は、オバマこそがロシアにウクライナから一発の銃声もなくクリミアを奪わせる事を可能にしたと言わないのか。
しかもリドル・ピーターはオバマについて酷く持ち上げているが、内容的に酷い伝記を書いていた。それは冗談のようなものだった!
ベーカーはオバマのクリミア譲渡について一度でも批判したか?いや、一度もない、批判するのはトランプだけだ。
私はこの馬鹿げた戦争とは何の関係もない。
早い段階でウクライナにジャベリン(ミサイル)を与えたくらいで、オバマはウクライナにシーツしか送らなかった。
これは「スリーピー・ジョー・バイデンの戦争」であって、私のものじゃない。
最初から負け戦で、起こるべきじゃなかったし、私が当時大統領だったら絶対に起こり得なかった。
私はただ、オバマとバイデンが残した後始末をしようとしているだけだ。
そしてその残骸は酷いものだ。
それでも、ここ数日間プーチンが民間地域や都市や町にミサイルを撃ち込んでいる理由はなかった。もしかすると彼は戦争を終わらせる気がなく、ただ時間稼ぎをしているのかもしれない。
今後は別の方法、例えば「銀行」や「セカンダリー・サンクション」などで対処しなければならないのかもしれない、と思う。あまりにも多くの人が死んでいる。