ロシア外務次官が日本に向け「岸田政権が平和的発展の道を放棄して軍事化の方向に移行しつつある。ロシアやアジア太平洋地域(主に中国)への深刻な脅威だ」
「ロシアへの軍事的脅威を食い止めるため適切な対抗措置を取らざるを得ない」と外交チャンネルなどを通じて日本側に懸念を伝えてきた。
侵略戦争大好き犯罪国家は、他国に防衛を整えられるのが嫌なのかいつもの様に焦って大騒ぎ。
ロシア国営メディア・タス通信はロシアのアンドレイ・ルデンコ外務副大臣とインタビューを行い、以下の様に報道しています。
「日本政府が日本の平和的発展を放棄する政策を実行している事を、ロシアとアジア太平洋地域全体の安全に対する重大な挑戦とみなし、そのような行為が続くならば、ロシアへの軍事的脅威を阻止する為に適切な対応措置を取らざるを得ない。
日本の岸田内閣が、何十年にも渡って宣言してきたいわゆる平和的発展を放棄し、軍事化のレールに切り替える政策を加速度的に実行している事に注目が集まっている。具体的には、国境付近での米国との大規模な軍事演習、攻撃能力開発を目的とした防衛・安全保障分野の最新の防衛文書の採択、国防費の前例のない増額などが挙げられる」
東京によるこのような活動は、わが国とアジア太平洋地域全体の安全保障に対する深刻な挑戦である。このような行為が続くようであれば、ロシアへの軍事的脅威とみなし、適切な対応策を取らざるを得なくなる」
こんな発言を日本にしながら、ロシアのプーチン大統領はロシアと中国の「戦略的パートナーシップ」と軍事協力を強化する事を約束する為、習近平を招き新年オンライン会議を開催。
プーチンは習主席を「尊敬される主席」「親愛なる友人」と称賛し、「ロシアと中国の軍隊間の協力を強化する」事に熱心に取り組むと述べています。
中国共産党は異常なまでの軍拡を行い、言うまでもなくアジア太平洋地域での最大の脅威ですが。
また、ロシアはテロ国家であるイラン、北朝鮮と制裁を回避する為に武器取引をしています。
イランはロシアがウクライナで使用する為に、Fateh-110とZolfaghar弾道ミサイルをロシアに出荷する準備をしている可能性があるという。
また、去年末の報道では、ロシアの民間軍事会社であるワーグナーグループが北朝鮮から軍需品を購入した事が示唆されています。
ロシアは自国の経済や軍事調達に対する規制が益々強化される中、不法取引や制裁回避の手法を駆使して、テヘランや平壌ルートを利用し続けており、連日日本に向けてミサイルを発射している北朝鮮にも技術や兵器を提供している可能性が高いです。
そして中国は2035年までに核兵器を1,500弾頭に拡大する準備中。
中国は最近、新型空母を就航させるなど、急速な勢いで軍備を増強していますが、それは習近平国家主席が2035年までに中国軍を近代化するよう命じているからです。
習近平は2049年までに人民解放軍を「世界トップクラス」の軍事大国に相応しい軍とし、「戦争に戦い、勝利する」軍にしなければならないと公に発言。
この為、中国の軍備拡張のペースは凄まじく、2010年から軍事費が爆増しています。
こうした中国の軍拡を見た多くの西側諸国は、世界の軍事力のバランスに重大な変化が起きつつあると認識しています。
合わせて、西側から技術を盗み世界の兵器マーケットを押さえようともしていて、そうした軍事力を台湾や日本に向けて制圧する為に着々と準備を進めているのです。
こうした動きを国民に一切見せず、日本の防衛力強化をバカみたいな論調で批判しているのがChina loveの福田康夫や毎日新聞や東京新聞。
この世界情勢でのこれらのとんでも言動は、中国やロシアなどのプロパガンダ機関と見紛うレベルです。