リトアニアVS中国共産党

 

 

2021.8.28

· EuropeNews
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2021年8月、EUと米国等、14カ国の外務委員会委員長が台湾との緊密な関係構築を行うリトアニアに対して中国が経済的圧力をかけ続けている事を非難する声明を発表しました。

欧米の親台湾派議員団は中国の攻撃的な行動を拒否し、リトアニアの「主権的な決定」を支持する共同声明を発表しており、声明では、欧州11カ国の外交委員長13人と米国上院外交委員会のボブ・メネンデス委員長が、中国によるリトアニアへの「政治、外交、経済的圧力を強く非難する」と述べている。これは、バルト三国が台北に事務所を設置することを決定したことを受けたものでした。

去年からリトアニアと中国の対立は続いており、この事について最近の動きを見てみましょう。

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中国はリトアニアが台湾を重要視し、台湾との関係構築を阻止するために、経済を人質に取って様々な攻撃をリトアニアに対して行ってきましたがあまり効果が無かったようです。

リトアニアは現在も台湾への支援を続けており、より強力に関係構築を行っています。

リトアニア農業副大臣Egidijus Giedraitis 氏は2,022年7月台湾を訪問し、リトアニアは台湾に牛肉、鶏肉、魚、乳製品、卵製品を紹介することを楽しみにしていると発表しています。

リトアニア政府関係者によると、台湾政府関係者は今後数ヶ月以内にこれらの製品の輸出許可を与えることに同意しているという。

リトアニア農業副大臣はリトアニアの輸出業者にとって、台湾市場はますます重要なものになってきていると述べており、国連コムトレードデータベースによると、2021年にリトアニアが2億7000万米ドルの商品を輸出している中国の代わりに、台湾が貿易相手国になりうるとの見方を示しました。

中国やロシアなどがリトアニアの輸出業者に対して開始した懲罰的措置について、リトアニア農業大臣は、市場が予測可能で法の支配下にある民主主義国家間の経済協力を強化することの重要性を強調しています。これは日本も肝に銘じるべきです。

中国は台湾との関係構築を破壊する為にリトアニアからの輸入を実質ゼロにしたとリトアニアは指摘しています。

こちらはOECのリトアニア中国間の2020年時点での貿易状況を表す表です。

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その後、中国は貿易制裁をリトアニアにかけ始め、リトアニアの対中輸出は殆ど「ゼロ」となったとリトアニア商工会議所連合会(LPPARA)のリマス・ヴァルクレヴィチウス会長が語っています。

リトアニア商工会議所連合会(LPPARA)のリマス・ヴァルクレヴィチウス会長は「中国からの輸入は安定して入ってきているが、リトアニア製品の対中輸出はほとんどない」「中国が多くのリトアニア生産者を登録から排除し、その他の制限を課しているため、実質的に輸出はない」と指摘しています。

「一部の商品はまだ他の国経由で中国に入ることができる。しかし、これは間違っている。中国は世界貿易協会と欧州連合に対して、(貿易)条約の義務を果たしていないことを答えなければならない」とヴァルクレヴィチウスは述べています。