ギャングによって無政府状態となっているハイチ

 

 

ハイチ政府は国際社会に軍事援助を要請しています 2022.10.8

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⇧ハイチの首都で抗争するギャング。

日本人にあまり馴染みが無いかもしれませんが、カリブ海の国、ハイチが今、大変なことになっています。

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殆ど国がギャングに乗っ取られたと言われています。

ハイチの首都ポルトープランスではここ数カ月、武装したギャングが主要道路や近隣の支配権をめぐって争うなど、暴力が急増しています。

また、数週間にわたるハイチの主要燃料港のギャングによる封鎖は、国の大部分を麻痺させ、深刻な不足に拍車をかけている。

これに対処するため、ハイチ政府は先日、アリエル・アンリ首相に対し、拡大する治安危機に対処するため、「ハイチの国際パートナー」に「特殊武装部隊の即時派遣」を要請する権限を与えたとの事です。

物流だけでなく、飲料水の配給や病院の機能にも影響が出始めたため大至急対応が必要な模様。

何故こんな事になったのか?

ハイチのギャングたちは、長年政治家の後押しを受け、高性能の武器を装備し、現在、首都ポルトープリンスのほとんどを支配していたが、最近、特にギャング間の抗争が激化し、首都とその周辺地域で数百人のハイチ人の命が奪われ、数千人が避難しており、国は無法地帯に陥ってしまったと言われております。

激しい縄張り争いは数カ月前から続き、ここ数週間は激化し広範囲に広がっており、国土の大半が麻痺状態に陥ってしまった。

武力衝突は、約30万人が住む首都のシテ・ソレイユ地区でより顕著に発生。そこでは、ギャングがブルドーザーでスラムの家々を破壊して縄張りを広げるとともに、女性や少女を強姦し、一般市民を手当たり次第に殺害しているが、ハイチ軍は暴力団に圧倒され状況を抑制することができないとの事。

ギャングはどうして力を持ったか?

ハイチの政治エリートは長年、自分たちの目的を達成し、反対意見を封じ込め、ライバルと対立するためにギャングを利用してきた結果、ギャングが力を持ち過ぎた様です。

特に2021年7月のジョベネル・モイズ大統領の暗殺以降はギャングの力が増したとの事。

また、ハイチの有力なビジネスファミリーは、彼らの取引の安全を確保する為にギャングにお金を払っており、大規模なギャンググループの一部が首都の港を支配し 、ハイチ軍が使用する銃よりも高度な武器を密輸することに成功しています。

現在は、ハイチ国内に90 を超えるギャング組織が存在している様です。