中国が日本の上空をくまなく監視できる新しい長距離レーダーを配備した事がMaxarTechnologiesの衛星写真から明らかに

 

 

 

 

 

数千マイル離れた場所からの弾道ミサイルを検出する為に使用できる新しい長距離早期警戒レーダーを、山東省沂源県の山頂に構築していた様です

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中国メディアによると

5月2日、欧米メディアが中国が山東省沂源県(臨沂、淄博、青島、太安の間)に長距離ミサイル早期警戒レーダーに大型フェーズドアレイアンテナをもう1基増設したと報じた。

正確な完成時期は不明で、2018年以降と推定されます。

新しいレーダーアンテナは北朝鮮のミサイル発射を監視することができますが、500キロメートル程度の距離なのでこれほど大規模で高度なレーダーを作る必要はありません。

従来の長距離ミサイル防衛レーダーで、そこまでは監視することが可能でした。 また、これでは南東にすでに建設されているもう一つの大型フェイズドアレイアンテナの説明がつかない。

設置箇所⇩

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2つのレーダーフロントの延長線を見ると、既存のものは中部太平洋側、新しいものは北太平洋側を向いていることが容易にわかる。 謎は解けた。

これは、中国に向けて発射されるアメリカの大陸間ミサイルを監視するためのものです。 既存のアレイは中部太平洋の潜水艦発射型ICBMを監視するもので、新しいアレイはアメリカ本土から発射される陸上型ICBMやアラスカ沖の潜水艦発射型ICBMを監視するためのものである。

中国の核戦力は限られているため、米国は中国に対する第一波攻撃を過度に重視する必要はない。海上での第一波攻撃で十分であり、ステルス性や柔軟性もあり、応答時間を短縮することができる。 しかし、中国の風力発電所は騒がしい。米国の先制攻撃は、まず風力発電所を抑える必要があるが、これは陸上ICBMだけが十分な数と同時に発射できる能力を持っている。中国も米国の陸上ICBMの早期警戒を強化しなければならない。すなわち弾道ミサイルが旋回しない、北極ルートであるアラスカ・カムチャッカ方向からしかやってこないだろう。