NY市長選が迫っていますが、なんと次の市長にマルキストのマムダニが就任しそう

ロサンゼルスタイムズはマムダニがNY市長になればNYは終わると報道

Photo Diane Picchiottino

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ニューヨーク市長選挙ではマルキストの州議会議員ゾーハラン・マムダニ(Zohran Mamdani)が主要候補として優勢に立ち、市長になる可能性が濃厚です。

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ロサンゼルスタイムズはマムダニがNY市長になるとNYは終わると警告

マムダニ氏の市長選当選は、ニューヨークと国家にとって不吉な転換となる
2025年10月31日 午前2時59分(太平洋時間)

数日後には、カール・マルクスを引用し、ハマスの擁護を曖昧にしてきた民主社会主義者が、国の金融と文化の中心地の次期市長に選出される可能性が高まっています。

33歳のニューヨーク州議会議員ゾーラン・マムダニ氏は、選挙戦の先頭に躍り出ました。

彼はほぼすべての世論調査で2桁の差をつけてリードしており、オンライン賭博市場では圧倒的な人気を集めています。(NY市民そこまで極左なんか・・・)

つまり、奇跡でも起きない限り、マムダニ氏が当選し、ニューヨーク市の次期市長になるでしょう。

しかし、奇跡の可能性を信じたとしても無理はありません。

マムダニ市長就任は何としても拒否されなければなりません。

そして、彼が勝利すれば、その深刻な影響はビッグアップル(ニューヨーク市の愛称)を遥かに超えて及ぶでしょう。

まず、マムダニ氏の公約を検討してみましょう。

彼は、すべての家賃規制されたアパートの家賃凍結、数十万戸の公営住宅の建設、「無料」の市営食料品店、乳幼児から幼稚園までのユニバーサル・チャイルドケア、無料のバスサービス、そして大幅な増税を提案しています。

その中には、法人税を7.25%から11.5%に引き上げる事、そして年収100万ドルを超える所得に新たに2%の追加課税をする事も含まれます。

公共の安全に関しては、ニューヨーク市警察からの資金を、ソーシャルワーカーや活動家が配置された新しいコミュニティ安全局に振り向けるとしています。

これは改革ではありません。社会変革です。

そして、私達ニューヨーク市民以外の人々にとって、何が本当に危機に瀕しているのかを理解する為には、ニューヨーク市が今もなお何を表しているのかを思い出す必要があります。

良いにつけ悪いにつけ、ニューヨークは依然としてアメリカの経済、文化、そしてイノベーションのエンジンです。

ウォール街とブロードウェイが出会い、ベンチャーキャピタルとハイファッションが出会う、アメリカの金融、メディア、芸術の中心地なのです。

その総生産は殆どの国に匹敵します。その美術館、大学、そして創造的な産業は、アメリカのアイデンティティだけでなく、世界のトレンドをも形作っています。

国の最大かつ最も重要な都市が繁栄する際、国全体がその恩恵を受けます。

そして、ニューヨークが衰退する時、その波及効果はしばしば全国的なものとなります。市庁舎で起こる事は、アメリカ全土に響き渡る可能性があります。

しかし、マムダニ氏は、ゴッサム(ニューヨーク市の別名)を、急進的な経済再分配と左翼的な社会改革の為の実験場に変えようとしています。

ニューヨークを公共所有と覚醒した純粋さによって統治される「マルキスト的な人々の都市」に変えようとする野心を持つ極左市長は、紛れもないメッセージを送るでしょう。

繁栄は使い捨てであり、伝統的な宗教的生活は時代遅れであり、法執行機関は抑圧の遺物である、と。

マムダニ氏の政策の多くは、アルバニー(ニューヨーク州の州都)での立法を必要とすることは事実ですが、革新的なリーダーは、そのような手続き上の些事を無視してきた歴史があります。

結局のところ、オバマ大統領の「ペンと電話」を誰が忘れられるでしょうか?そして、もしマムダニ氏が成功すれば、企業の国外流出、投資家の不安、そして税収基盤の浸食が、夜が明けるのと同じくらい確実に起こるでしょう。

残された多くの宗教的なニューヨーク市民もまた、国外に移住するでしょう。

その影響は全国的にも深刻です。

もしマムダニ氏が勝利すれば、昨年11月の大統領選挙以来、苦境に立たされている進歩派左派は、その勝利を概念実証の証と見なすでしょう。

かつては大学のキャンパスや活動家のソーシャルメディアに比較的限定されていたように見えた「ザ・スクワッド」スタイルの社会主義が、アメリカで最も影響力のある都市の権威を主張するでしょう。

次の民主党大統領予備選挙では、多くの候補者が、ニューヨークをどのように当選するかを示すモデルとして示す事になるでしょう。「もしニューヨークでうまくいったのなら、どこでも上手くいく筈だ」と。

マムダニ氏の市庁舎は、世界の左派にとってイデオロギー的な指針となるでしょう。

そして、その点について言えば、マムダニ氏の世界観は、地方自治体の政策を遥かに超えています。

彼は繰り返し、イスラエルがガザでジェノサイド(大量虐殺)を行っていると非難し、もしイスラエルの指導者であるベンヤミン・ネタニヤフ首相が、アメリカ最大のユダヤ人人口を抱える都市を訪問した場合、逮捕すると誓いました。

道徳的な汚点はさておき、このようなキャンパススタイルの活動主義を、世界の金融首都を運営するという現実的なビジネスに注入することが、ニューヨーク市民の利益になると考える人がいるでしょうか?

しかし、おそらく最も緊急な警告は次の点です。

もしニューヨークがマルクス主義の市長を選出し、都市が犯罪、人口流出、そして機能不全に陥れば、その代償を払うのは必ずしも左派だけではありません。

それは、労働者階級の家族、中小企業のオーナー、通勤者、そして自由の女神像が完璧に体現しているアメリカンドリームを信じ続けている何百万人もの人々でしょう。

ゾーラン・マムダニ氏を拒否するというこの瀬戸際での必要性は、単なるビッグアップル(ニューヨーク市の愛称)に対する地方自治体の判断ではありません。

アンドリュー・クオモ氏か、カーティス・スリワ氏のいずれか、マムダニ氏に対する今週火曜日の投票用紙に載っている2人の対立候補は、どちらかがすぐに撤退し、もう一方に逆転のチャンスを与えるべきです。

何故なら、今回の市長選挙は、ニューヨークがそれを築き上げた美徳、つまり、規律、願望、企業精神、そして法を取り戻すのか、それとも極左ユートピア主義の空想に屈するのかについての国民投票なのです。

もし有権者がマムダニ氏を選ぶなら、ニューヨークは失われるでしょう。そして、それに伴い、アメリカはその活力と魂をいくらか失うリスクを負う事になります。

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